札座保存プロジェクト

兵庫県相生市の若狭野に旗本浅野家の陣屋があり、陣屋の一角に文政年間に建てられた札座が現存しています。藩札を発行するために建築されました。明治時代以降、住宅・お寺・集会所として使われてきましたが、近年は放置されていました。私たちは、200年前の江戸時代に、旗本浅野家が建築し、藩札発行のオフィスとして使われてきた貴重に歴史的建造物である札座を修復保存し、文化財として後世に伝えていきたいと考えています。

 

旗本浅野家の所領は中世の東寺領矢野荘です。東寺百合文書に登場する日本で最も有名な荘園の一つで、荘園研究の聖地とされています。東寺領矢野荘は観光地化されておらず、中世の風景を今に伝えています。

 

私たちは、札座(若狭野陣屋記念館)を拠点に、古代・中世・近世を学ぶ歴史ツーリズムを矢野荘で展開しています。①札座を修復保存して文化財にし ②若狭野陣屋全体を整備し ③東寺領矢野荘で歴史ツーリズムを めざす札座保存プロジェクトに加わってください。私たちと共に、新しい観光地を創り出していきましょう。


2024年の札座です。土地建物は浅野家の所有で、私が管理を任されていました。この年、クラファンで資金を募り、私の資金と合わせて、雨漏りなどの緊急修理と電気工事を行いました。

 

次の段階は、登録文化財の申請です。登録文化財になりましたら、札座を拠点に観光事業を行い、札座全体の修復に進みます。

 

そのためには、土地と建物を取得する必要があります。そこで、私たちは一般社団法人若狭野陣屋記念館を設立しました。

法人番号は 6140005027572 です。

 


札座の内部です。主要部材には手を加えることなく、電気の配線・照明を一新し、床にシートを敷き、部屋のしきりにスクリーンを付けました。椅子・テーブルは寄付していただきました。インターネットを入れ、運営会議や研修会を開けるようになりました。